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タイムラプス&ハイパーラプス撮影法

Time-Lapse Shooting Tips

「タイムラプス」とは、微速度撮影(または低速度撮影やインターバル撮影)とも言われる撮影方法。一般には「コマ撮り」と言えば、ピンとくる人も多いかなと思うけど、最近ではコンパクトデジカメやスマホでもタイムラプスが簡単に作れ、YouTubeなどで目にする機会も多いので知っている人も多いだろう。

 

通常は映画なら1秒間に24フレーム、ビデオなら1秒に30の画を連続して撮影して、それが目の前に映し出されることで「動く画」としてみる。一方「タイムラプス」ではそれより少ないコマを撮影するため、(同じ時間の間に撮影しているフレームの数が少ない)通常のように1秒24コマや30コマ再生すると通常より早く映像が流れる。例えば、通常1秒に24枚の写真をとるのに、1秒に1コマしか撮らないと単純に1秒の映像を撮るのに24秒(24コマ)かかるし、24倍の速さになる。

 

昔は映画のフィルムカメラをアンダークランクと言って通常より遅く巻きながら撮影して、通常どうりの速さで上映することで早くしたりしていたけど、近年ではデジタル一眼レフやデジタルスチールカメラのインターバル機能を使ってすることが多い。

 

とりあえず、タイムラプスを使って撮影した動画を以下で見てください。

 

タイムラプス動画、こんな感じです。

手嶌俊輔 Shun

 

映画監督/株式会社Shunsuke Film代表取締役社長/Photographer/翻訳/絵コンテアーティスト/元LOVE FMニュースエディター/FM77.7TTS番組ディレクター/映像クリエイター

アメリカで映画製作を学び、帰国後も世界各地のアーティストやタレント、モデルと映像制作や映画製作を行っている。スターウォーズが好き。

▲Philip Bloomの「24 Hours of Neon」

(使用機材:Canon 7D, 2x5DmkII Panasonic GF1)

▲Philip Bloomの「24 Hours of Neon」(使用機材:Gh2, T2i, T3i, 5Dmk2)

「タイムラプス」界で有名なイギリス人の撮影監督のPhilip Bloomの作品でした。

 

タイムラプス作品も多様にあるけれど、やはり撮影のことを知り尽くした撮影監督によるスチールとビデオの融合のような作品は見応えがありますね。色も素敵です。

 

 

次は、タイムラプスをプロフェッショナルに撮影する道具について。

 

タイムラプス撮影に必要な機材

タイムラプス撮影には、最低限3つほど機材が必要です。

 

 

① 「デジタル一眼レフカメラ or ミラーレス一眼」と「レンズ」

 

まずは、カメラですよね。普通のコンパクトデジカメにもタイムラプス機能が付いていますが、やはりマニュアルコントロールができ&大型のセンターとさまざまなレンズが使用できる「デジタル一眼レフカメラ」を使うと良いです。最近ではミラーレス一眼も良いものが出ているのでパカパカシャッターを沢山切るタイムラプス撮影には「ミラーレス一眼」でも良いです!もちろんコンパクトデジカメや、GoProなどのアクションカメラでも最近は撮影できます。(下にGoProで撮影したサンプルあります。)

 

 

② 3脚を用意!

 

シャッタースピードにより、ブレが生じるし、なんといってもタイムラプスには時間がかかるので三脚は必須アイテムです。タイムラプスを専門にする人や機材代が有り余っている人は電動のドリーなども使うと動きのあるタイムラプスを作ることが可能ですが、まずは3脚があれば大丈夫。

 

 

③ レリーズ(リモコン、インターバルタイマー)

*これはなくても、カメラ内の設定でできるカメラもあります。

 

カメラのシャッターを手で押すとどうしてもカメラがブレたりしますし、カメラ内でシャッターを切る設定が難しい機種もあるのでレリーズが必要な機種もあります。詳しくは、ご自分のカメラの説明書などを見てくださいね。

 

 

 

タイムラプス撮影のカメラ設定

タイムラプス撮影には、根気と時間と十分な準備が必要です。練習もね。タイムラプスには例えば、1秒に一回シャッターを切る、2秒に一回シャッターを切る、30秒に一度シャッターを押す、、などシーンや自分の作りたい映像や状況により設定を変えて撮影する必要があります。

 

1秒に一度写真をとったのを繋ぎ合わせるのと、30秒に一度撮影した写真を組み合わせるのを考えたら、もちろん30秒に1度シャッターを切った方が映像にすると時間の流れが速いのは分かりますよね?でも、その加減の判断は本当に難しく、しかも背景に人が動いている画なのか?雲が風で流れていく画かのか?太陽が沈んでいく画が欲しいのか?それぞれで違いますね。タイムラプスの世界では心配な時は、撮りすぎの方が良いと言われています。プロの撮影現場では、「余計に撮影しておいて、編集する時に間引きして使う」なんてこともしているそうです。撮影データも大きくなるし、自分で撮影する場合はなるべくポスプロ(撮影後の編集作業)で楽にできるきちっとした設定で撮りたいものですね。それには練習して、経験と勘を培うしかありません。笑

 

以下は、あくまで僕が使う設定のうちのひとつの例として見てね。

 

① 撮影モード M(マニュアル) か A(Apertureプライオリティーモード、F値優先)

 

  (夜のタイムラプス、昼のタイムラプスなどでは、Mモード。)
  (太陽が上ったり沈んだりする朝や夕方の時間帯に差し掛かるならAモード。)

 

② Fストップ 

  状況による。基本的には広角レンズで広い画をとるので光がある昼間は絞って良い。(F値大)

  夜の星景撮影になると、なるべく絞りを開放してあげて(F値が小さい)星の光をできるだけセンサーに当てる。

 

③ ISO

 

  状況による。普通の撮影と同じ。夜の星景撮影では、カメラにもよるけど感度を上げることになる。

 

④ シャッタースピード

 

  これも状況による。人や雲が流れるように表現したければ、少し長めに設定し、カクカクとおもちゃのように表現したければ早めてもよい。夜の星空を撮る際は、かなり長め(例えば、10秒、20秒、30秒と長い方が綺麗に撮れる)で撮影する。

 

 

⑤ その他

 

  撮影した後表示されるプレビュー画面は「オフ」にしておくと電池の消耗を防げる。

 

⑥ インターバロメーターのセット

 

  昼間、雲が流れていくタイムラプスなどを撮影する時は2秒とか、5秒くらいがおすすめ。

  人物や車などをスムーズな動きで表現したかったら、1秒など。

  長時間の撮影の場合は、5秒、10秒、30秒と長くする。

  特に、夜の星景撮影はシャッタースピードを長めに取った方がより綺麗に撮影できるので、

  おのずと間隔も20秒とか30秒以上になる。

  あくまで撮影状況や個人の好み、演出の仕方によって変わるので、

  ここに載せたのは参考程度に。自分で撮影してみてから考えが変わると思う。

 

とにかく撮影して、編集して作ってみよう!

▼以下の動画は、撮影したものをFinal Cut Pro xで編集する方法を5分で説明しています。英語だけど、画面を見れば分かると思います。

タイムラプス、とにかくカメラを持って外に出て撮影してみましょう!最初は短いものから練習して、コツや勘を掴むことが大事です!時間はかかるけれど、楽しいし普通でない映像が作れる喜びはひとしおです!ハッピータイムラプス!

おまけ

▼以下の動画は、ティルトシフトレンズという特殊なレンズを使ってミニチュアのように見える効果のある写真をつなげて作ったタイムラプス動画です。かわいいですよ。

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